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ボイスレコーダ(CQマシン)の製作~その1~

コンテストで運用する際、CWはzlogでのkeyingで自動化できますが、

Phoneは地声で頑張るしかなく、CQマシンが欲しいと思ってました。

ただ、市販のボイスレコーダは高価なため、できれば自作したいと思っており、

何年も前から主要部品だけは購入してありましたが、

今日、ようやくその一歩を踏み出しました

ネットで検索して出てくるのは秋月のキットにも使われている

Aplus社APR9600という音声録音再生LSIを使ったものが多いです。

CQ誌2008年4月号でもこのLSIを使った記事が掲載されています。

今回使用しようと思っているLSIはWinbond社ISD2560というLSIで、

音質が良いらしいというウワサですので、少し期待しています。

ただし、ISD2560を使ったCQマシンの製作例はどこにもないため、

かなり心配です。。。

まずはデータブックに掲載されている基本回路を

ブレットボード上に組んでみることにしました。

100503_isd2560

手持ちの部品の関係で、一部、回路を変更しましたが、

約2時間程度で製作&デバッグが完了し、

録音した自分の声が再生できた時はうれしかったです

フロアノイズが少し気になりますが、実装の問題と勝手に判断し、

実回路を組む時にグランドパターンやデカップリングに

注意することにします

この回路をベースにCQマシン化することになるのですが、

問題はPTTの制御です。

CQマシンのStartボタンを押すと、PTTもONになり、

接続したマイクのPTTを押すと、CQマシンの音声送出を止め、

マイクからの音声を送出するように切り替えたいと考えています。

もちろん、録音するマイクと交信用のマイクは共通に使い、

できれば、電源はリグのマイク端子から供給したいです。

回路のアイデアも何もない状態で、

いつ完成するのか全くわからないですが、

今後の長期テーマ(?)として取り組んでいきます

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